今年のケルンでのインターモトショーでもTouratedhはBMWブースのすぐ隣で、BMWブースで見て、すぐにTouratech製品を見ることが出来ました。インターモト直前に2006年カタログに記載されていない新作アイテムが62ページのカタログとなって出されています。こちらからPDFファイルでもダウンロード可能です。ただし65MBぐらいのおおきな容量ですのでご了解下さい。 http://www.touratech.net/img/news06_LR_all.pdf
例年、年に一回ミュンヘンとミラノで交互に開かれていたインターモトとECIMAが今年は10月ケルンでインターモト、11月にミラノでECIMAと一年に二度の大きな国際バイクショーがあります。出品する業者は大変ですし、こっちに出すからあっちは出せないという業者もたくさんあるでしょうし、ショーの小規模化につながりますね。どうして10月も11月もあるのだ!というヘルメットメーカーの担当の苦情も直に聞きました。昨年のミラノでは新築の大規模展示場だったので、今年はすこしさびしいのではないか、など変に心配してしまいます。
Touratechブースはいつものことですが大盛況でした。どんとカタログがおいてあり、これは誰でも自由に取れるのです。パンフレットやカタログといっても小冊子程度のものは出しているところもありますが、Touratechの場合は770ページですから、、、。いつも思ってしまいますが、コストかかりますね。
インターモト直前のTouratech本社のあるNiedereschachで世界のTouratechディーラーが集まって2日間の会議がありました。ことしで3回目とか、、。現在21ヵ国でディストリビューターがいます。そのうち19ヵ国から35人ディーラが集まりました。ちなみに日本は21番目、誕生2ヶ月ですので、じっと会議の様子見で、ほぼオブザーバーのような感じです。えー、やはり納期の問題で喧々諤々。このあたりはTouratech本社側もたじたじでしたね。防戦一方でした。ヨーロッパのディストリビューターははっきりしてしていて、言い放題という感じです。メーカーとディストリビュータ間の隔たりがないのは”Touratech Family”という表現を何度も用いるSchwarz社長考え方が反映しているのでしょう。新米の私としては大いに参考になりました。こうしたメーカーと世界のディストリビューターの一体感をつくっているのは大変すばらしいと感じました。遠いところからは、南アフリカ、南米のチリ、オーストラリアからの参加がありました。もちろん日本も遠いところですが。オーストラリアや南アフリカではGS系のBMWバイクに占める割合は40%以上とか、やはり環境が違いますね。
Touratech工場は前回訪問時と比べてさらに拡張されていて、現在150人が働いています。このブラックフォーレストにある、ど田舎のNiedereschach(ちゃんとカタカナでかけよ!)にこうしたモダンな工場があるのは大変驚きです。たった10年そこらでこうなったのですからこの町(村)の一大事でしょう。Touratechの新製品開発に対する意欲は大変なもので、いろいろ新作モデルの紹介、また2008年から発売予定の新分野でのアイデアなどなど(今あるものの納期はどうなっている!)
新米ディストリビューターとしてはTouratech Familyになじむ、大変有意義なミーティングでした。
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